風俗営業管理者

風俗営業管理者の業務

 風俗営業者は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「法」といいます。)の規定により、営業所ごとに、その営業所の業務の実施を統括管理する者として、常勤の管理者一人を選任しなければなりません。

 ただし、管理者として選任された者が欠けた場合は、その日から14日間は、特例として管理者を選任しておかなくてもよいとされています。

 未成年者及び法第4条第1項第1号から第7号の2までに該当する者は、管理者になることができません。

 管理者は、法施行規則第37条各号に規定する次の業務を行い、かつ、『管理者業務実施簿』(同条各号に定める書類の総称)を営業所に備え付けておかなければなりません。

業    務    内    容
 営業所における業務の適正な実施を図るため必要な従業者に対する指導に関する計画を作成し、これに基づき従業者に対し実地に指導し、及びその記録を作成すること。
 営業所の構造及び設備が技術上の基準に適合するようにするため、必要な点検の実施及びその記録の記載について管理すること。
 パチンコ屋、回胴式遊技機、アレンジボール遊技機、じやん球遊技機その他遊技球等の数量又は数字により遊技の結果を表示する遊技機を設置して客に遊技をさせる営業は、営業所に設置する遊技機が著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機の基準に該当しないようにするため、必要な点検の実施及びその記録の記載について管理すること。
 禁止行為により客として立ち入らせてはならないこととされている未成年者を営業所内で発見した場合において、当該未成年者に営業所から立ち退くべきことを勧告することその他の必要な措置を講ずること。
 従業者名簿及びその記載について管理すること。
 接待飲食等営業は、接客従業者の生年月日等の確認に係る記録について管理すること。
 営業所における業務の実施に関する苦情の処理を行うこと。
 営業所における業務の一部が委託される場合において、当該委託に係る業務の適正な実施を図るため必要な当該委託に係る契約の内容、業務の履行状況その他の事項の点検の実施及びその記録の記載について管理すること。


風俗営業管理者講習

 法第24条第6項は、『公安委員会は、第3項に規定する管理者の業務を適正に実施させるため必要があると認めるときは、国家公安委員会規則で定めるところにより、管理者に対する講習を行うことができる。』と規定し、(1)定期講習、(2)処分時講習及び(3)臨時講習の3種類の講習について定めています。

種別講    習    内    容
定期講習 すべての営業所の管理者に対して、選任された日から概ね3年ごとに1回、(1)法その他営業所における業務の適正な実施に必要な法令に関すること、(2)管理者の業務を適正に実施するため必要な知識及び技能に関すること、について行われます。
処分時講習 風俗営業の全部又は一部の停止が命じられ場合に、その処分の日から概ね1年以内に1回、(1)定期講習による講習事項、(2)風俗営業者又は従業者が再び法令の規定に違反することを防止するために管理者として講ずべき措置に関すること、について行われます。
臨時講習 善良の風俗若しくは清浄な風俗環境を害し又は少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため必要がある場合に、風俗営業に係る特別な事情に関する事項で、管理者の業務を適正に実施するため必要なものに関すること、について行われます。