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建設業帳簿

 建設業の許可を受けて建設業を営む者は、国土交通省令で定めるところにより、その営業所ごとに、その営業に関する事項で国土交通省令で定めるものを記載した帳簿を備え、かつ、その帳簿及びその営業に関する図書で国土交通省令で定めるものを保存しなければなりません。
 帳簿の記載事項は次のとおりです。
① 営業所の代表者の氏名及びその者が当該営業所の代表者となつた年月日
② 注文者と締結した建設工事の請負契約に関する次に掲げる事項
 イ 請け負った建設工事の名称及び工事現場の所在地
 ロ イの建設工事について注文者と請負契約を締結した年月日、当該注文者(その法定代理人を含む。)の商号、名称又は氏名及び住所並びに当該注文者が建設業者であるときは、その者の許可番号
 ハ イの建設工事の完成を確認するための検査が完了した年月日及び当該建設工事の目的物の引渡しをした年月日
③ 発注者と締結した住宅を新築する建設工事の請負契約に関する次に掲げる事項
 イ その住宅の床面積
 ロ その住宅が特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律施行令第3条第1項の建設新築住宅であるときは、その書面に記載された二以上の建設業者それぞれの建設瑕疵かし負担割合の合計に対する当該建設業者の建設瑕疵かし負担割合の割合
 ハ その住宅について、住宅瑕疵かし担保責任保険法人と住宅建設瑕疵かし担保責任保険契約を締結し、保険証券又はこれに代わるべき書面を発注者に交付しているときは、その住宅瑕疵かし担保責任保険法人の名称
④ 下請負人と締結した建設工事の下請契約に関する次に掲げる事項
 イ 下請負人に請け負わせた建設工事の名称及び工事現場の所在地
 ロ イの建設工事について下請負人と下請契約を締結した年月日、その下請負人(その法定代理人を含む。)の商号又は名称及び住所並びに当該下請負人が建設業者であるときは、その者の許可番号
 ハ イの建設工事の完成を確認するための検査を完了した年月日及びその建設工事の目的物の引渡しを受けた年月日
 ニ ロの下請契約が建設業法第24条の6第1項に規定する下請契約であるときは、その下請契約に関する次に掲げる事項
(1) 支払った下請代金の額、支払った年月日及び支払手段
(2) 下請代金の全部又は一部の支払につき手形を交付したときは、その手形の金額、手形を交付した年月日及び手形の満期
(3) 下請代金の一部を支払ったときは、その後の下請代金の残額
(4) 遅延利息を支払ったときは、その遅延利息の額及び遅延利息を支払った年月日
 帳簿には、次に掲げる書類を添付しなければなりません。
① 建設業法第19条第1項及び第2項の規定による書面又はその写し
② 帳簿の記載事項の④ロの下請契約が建設業法第24条の6第1項に規定する下請契約であるときは、当該下請契約に関する帳簿の記載事項④ニ(1)に掲げる事項を証する書面又はその写し
③ 帳簿の記載事項②イの建設工事について施工体制台帳を作成しなければならないときは、当該施工体制台帳のうち次に掲げる事項が記載された部分
 イ 主任技術者又は監理技術者の氏名及びその有する主任技術者資格又は監理技術者資格、監理技術者補佐を置くときは、その者の氏名及びその者が有する監理技術者補佐資格並びに第十四条の二第一項第二号トに規定する者を置くときは、その者の氏名、その者が管理をつかさどる建設工事の内容及びその者が有する主任技術者資格
 ロ 当該建設工事の下請負人の商号又は名称及び当該下請負人が建設業者であるときは、その者の許可番号
 ハ ロの下請負人が請け負った建設工事の内容及び工期
 ニ ロの下請負人が置いた主任技術者の氏名及びその有する主任技術者資格並びにロの下請負人が第14条の2第1項第4号ヘに規定する者を置くときは、その者の氏名、その者が管理をつかさどる建設工事の内容及びその有する主任技術者資格
 帳簿には、発注者から直接建設工事を請け負つた建設業者(作成建設業者を除く。)にあっては①及び②に掲げるもの又はその写し、作成建設業者にあっては①から③までに掲げるもの又はその写しを添付しなければなりません。
① 建設工事の施工上の必要に応じて作成し、又は発注者から受領した完成図
② 建設工事の施工上の必要に応じて作成した工事内容に関する発注者との打合せ記録
③ 施工体系図
 帳簿及び図書の保存期間は、請け負つた建設工事ごとに、当該建設工事の目的物の引渡しをしたとき(当該建設工事について注文者と締結した請負契約に基づく債権債務が消滅した場合にあっては、当該債権債務の消滅したとき)から5年間(発注者と締結した住宅を新築する建設工事に係るものにあっては、10年間)です。